住宅を解体すると固定資産税が高くなる

最近のニュース等でも取り上げられましたが、住宅用家屋を取り壊すと固定資産税が高くなる事があります。建物分の固定資産税は無くなりますが、土地の住宅用地に係る固定資産税特例措置が受けれなくなるため、一般的には固定資産税が高くなります。



『人の居住の用に供する家屋(一般的に言うと住宅です。)の土地の固定資産税の課税標準額を、200㎡までは1/6、それを超える分は1/3に軽減する措置(地方税法第349条の3の2)』

■住宅用の土地(200平方メートルまで)の固定資産税・都市計画税の計算方法

 固定資産税

  固定資産税=固定資産評価額×1/6×1.4%

 都市計画税

  都市計画税=固定資産評価額×1/3×0.3%


■住宅用の土地で200平方メートルを越える部分の固定資産税・都市計画税の計算方法

 固定資産税

  固定資産税=固定資産評価額×1/3×1.4%

 都市計画税

  都市計画税=固定資産評価額×2/3×0.3%


※固定資産税は1/1時点での状況によって課税されますので、建物を取り壊す際はその辺を踏まえて計画しましょう。

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